第14回 小野澤邦幸 さん 小野澤豊 さん ご夫妻


− 故人様や お寺とのご縁などをお聞かせ下さい。


 <御主人様> 私が27歳のころ・・・今から40年前くらいになりますが、東京からこちらに引越してきまして、いいお寺があると妻から聞いたのが最初の御縁ですかね。
 まだそのころは、これほど整備されていない時期でしたので参道のサクラの木で子供たちがブランコしてして遊んでいるそんなお寺でした。 私は次男でしたのでいつかはお墓を持ちたいと思っていましたが、実家が浄土宗 ということもあり いずれはそちらのお寺にお世話になると思っておりました。 10年くらい前 サクラを観に寄せてもらったところ、石屋さんにお声をかけていただき、元の宗派は違っても改宗すれば、お墓が持てることがわかり、こちらの檀家になることができました。  お墓も大日如来の像ができたばかりの頃で とてもいい場所に御縁を頂いたと思っております。


− 御夫婦とも お元気そうですが、こちらにはどちらさまが眠っておられるのですか?


 <奥様> 子供が眠っております。 実は 産まれてすぐに亡くなったのですが、元々心臓が悪かった産後の私を母と夫が気遣い、そのことを内緒にしていたんですね。 でも、退院して間もなくそのことを知り 身体を壊してしまいました。 それから大変な日々を過ごしたのですが・・・今日こんな元気にあるのは、本当に家族や周りの皆さんのお陰なんです。ありがたいですね。
 今は、子供の月命日には かかさずお墓参りをしています。 そのせいでしょうか。 それからというもの いい人に巡り合えたり、大切なお仕事を任されたり不思議な御縁をたくさんいただいて とても心穏やかに暮らせております。 また、悩み事があったりしても、本堂やお墓に手を合わせて帰ると  いいアイデアが思いついたりして悩み事が消えてしまうんです。


− 檀家になられて 改めてお寺さんをどう思いますか?


 <御主人様> 素晴らしいですね。 まず境内はいつも綺麗にしていただいてます。 ほっとするんですよ。 ゴミが落ちてないですもんね。 また、スタッフの皆さんがいつも温かくお迎えしてくださる。 おもてなしの心が顔に出てますもの。 おかげで、気がつくと命日でもないのに こちらに足をはこぶ機会が増えましたよ(笑)。


− 住職については どんな印象をおもちですか?


 <奥様> あまりお話しする機会は少ないのですが、腰の低い とても心の優しい方です。 一度、京都の本山参りに御一緒させていただいたのですが、道中雨が降ってきましてね。 そしたら "一緒に入りませんか?" と妹と私に、傘をさしのべてくださったんですよ。 もう嬉しくて・・・あとで一緒に写真撮ってもらえばよかったと後悔してるんです(笑)。
 お寺がいつも綺麗で、スタッフの皆さんが、いつも明るくご挨拶してくれるのも 住職のご指導がしっかりされているからなのでしょうね。


− 最後にお寺さまにリクエストなどはありますか?


 今の、密蔵院で充分満足しています。 もしなにかあげるとすれば・・・そうですね・・・一度真和会でよそのお寺さまで "火渡り" を観にいったのですが とても、感動したのを覚えております。 もし、密蔵院でも境内のどこかで やってもらえればとても御利益のあるありがたいことだと思います。 檀家さんが お寺に集まる行事が ひとつ増えるといいですね。


− 小野澤さま。 本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。